CChkSGFiles クラスの参照
Exchange 2013 の CHKSGFILES API に関するリファレンス情報について紹介します。
製品: Exchange Server 2013
CHKSGFILES API を使用すると、バックアップと復元のアプリケーションを使用して、Exchange Server 2013 トランザクション ログ ファイルとデータベースの整合性をプログラムで確認できます。 この API は、ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) を使用するバックアップおよび復元アプリケーションで使用できます。
注:
Exchange 2013 ではストレージ グループを使用できません。 ストレージ グループのサポートは、Exchange Server 2010 以降のバージョンの Exchange から削除されました。 Exchange 2010 より前のバージョンの Exchange のデータベースとストレージ グループとの下位互換性のために、CHKSGFILES API を使用すると、ストレージ グループを指定できます。 Exchange 2013 データベースに対して CHKSGFILES を実行する場合は、ストレージ グループ識別子を指定するパラメーターを空の文字列に設定する必要があります。
ファイルの場所
CHKSGFILES API は、Exchange 2013 の一部として出荷されます。 この API は、メールボックス サーバーの役割をインストールしたコンピューター上で使用できます。
既定では、CHKSGFILES DLL は C:\Program Files\Microsoft\Exchange\V15\Bin ディレクトリにインストールされます。
Exchange 2013 には、CHKSGFILES API の 64 ビット (amd64) バージョンのみが含まれています。
カスタム アプリケーションで使用する CHKSGFILE.lib ライブラリと CHKSGFILES.hxx ヘッダー ファイルを含む.zip ファイルは 、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
開発言語
CHKSGFILES API は、ネイティブ C/C++ の Visual Studio 2005 以降のバージョンの Visual Studio で使用することを目的としています。 CHKSGFILES API は、マネージ コードでの使用を目的としていません。 CHKSGFILES を使用して COM 相互運用機能アセンブリを作成することはできますが、サポートされている COM 相互運用機能アセンブリは Exchange 2013 に付属していません。