Exchange Online での共有ポリシー
組織に属する人が、予定表を同僚、友人、家族と共有したいということがあるかもしれません。 共有ポリシーは、ユーザーが組織外のユーザーと自分の予定表を共有する方法を制御します。 管理者がユーザーのメールボックスに適用する共有ポリシーにより、ユーザーがだれとどの程度のレベルのアクセスを共有できるか決まります。 何も変えない場合、すべてのユーザーは、電子メール アドレスのある人ならだれに対しても、各自の予定表を見るよう招待することが可能になっています。 適用するポリシーをもっと制限の強いものにしたほうがよいかもしれません。
注:
従来の Exchange 管理センター エクスペリエンスの組織共有機能は、更新されたバージョンに引き続き取り組む新しい Exchange 管理センターで利用できます。 Edge シークレットを使用していて、このページが機能していない場合は、サード パーティの Cookie を有効にします。
共有ポリシーを構成するルールは、管理者が定義します。 ここで指定できるのは、ユーザーが共有の相手として選ぶことのできるドメイン、および以下のような予定表へのアクセス レベルです。
時間だけの予定表の空き時間情報
時間、件名、場所を含む空き時間情報
時間、件名、場所、役職を含む空き時間情報
新しい共有ポリシーを作成したら、そのポリシーを有効にするために、メールボックスに適用する必要があります。 共有ポリシーは、個々のユーザーのメールボックスに適用されます。 また、管理者は、ユーザーの共有ポリシーを無効にすることにより予定表への外部アクセスを禁止することもできます。
ユーザーは、外部ユーザーに招待メールを送信して予定表を共有します。 Outlook 2010 以降またはOutlook on the web (旧称 Outlook Web App) ユーザーは、この種類の招待を送信できます。 予定表は URL リンクを使用して開くことができます。外部ユーザーが Outlook 2010 以降を使用している場合、または Outlook on the web を使用している場合は、追加の予定表フォルダーとしてアクセスできます。
これらの記事は、Microsoft 365 またはOffice 365組織の共有ポリシーを管理する方法について説明します。