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Outlook クライアントからパブリック フォルダーを削除するときのエラー

現象

Microsoft Outlook クライアントからパブリック フォルダーを削除しようとすると、適切なアクセス許可がある場合でも、次のいずれかのエラー メッセージが表示されます。

  • Outlook for Windows で

    このフォルダーを削除できません。 フォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、このフォルダーのアクセス許可をチェックします。 アクセス許可を変更するには、フォルダーの所有者または管理者に問い合わせてください。 一部のアイテムは削除できません。 移動または既に削除されたか、アクセスが拒否されました。

  • Outlook for Mac

    Exchange サーバーでエラーが発生したため、Outlook でアクションを完了できません。
    HTTP エラー。 リソースへのアクセスが承認されていません。

原因

この問題は、パブリック フォルダーがメール対応であるために発生します。 パブリック フォルダーは、削除する前にメールで無効にする必要があります。

解決方法

この問題を解決するには、次の手順を使用してパブリック フォルダーをメールで無効にします。

メモ: これらの手順を実行するには、管理者権限が必要です。

  1. Exchange Online PowerShell に接続します

  2. 次のコマンドを使用してパブリック フォルダーを削除します。

    Remove-PublicFolder <identity of PF>
    

    出力に、続行する前にパブリック フォルダーをメールで無効にする必要があることを示すエラー メッセージが表示されます。

    パブリック フォルダーの削除コマンドレットのスクリーンショット。削除する前にパブリック フォルダーをメールで無効にする必要があることを示すエラーが表示されます。

  3. 次のコマンドを使用してパブリック フォルダーをメールで無効にします。

    Disable-MailPublicFolder <identity of PF>
    

    このアクションの確認を求められたら、「 Y」と入力します。

    パブリック フォルダーをメールで無効にするコマンドレットのスクリーンショット。

これらの手順を完了したら、PowerShell からパブリック フォルダー Exchange Online削除するか、ユーザーが Outlook クライアントから削除できます。