この記事では、Azure Service Bus ソースを Eventstream に追加する方法について説明します。
Azure Service Bus は、メッセージ キューと、パブリッシュとサブスクライブのトピックを備えたフル マネージド エンタープライズ統合メッセージ ブローカーです。 Microsoft Fabric イベント ストリームを使用すると、Azure Service Bus に接続できます。ここで Service Bus 内のメッセージを Fabric Eventstream にフェッチして、Fabric 内のさまざまな宛先にルーティングできます。
注
このソースは、ワークスペース容量の次のリージョンではサポートされていません: 米国西部 3、スイス西部。
前提条件
開始する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。
- 共同作成者以上のアクセス許可を使用した Fabric 容量ライセンス モード (または試用版ライセンス モード) でのワークスペースへのアクセス。
- Service Bus 名前空間、キューまたはトピックのアクセス キーを取得するには、適切なアクセス許可が必要です。 Service Bus 名前空間はパブリックにアクセス可能である必要があります。ファイアウォールの内側にあったり、仮想ネットワークで保護されていたりしてはいけません。
- Eventstream がない場合は、Eventstream を作成します。
データ ソースの選択ウィザードを起動する
イベントストリームにまだソースを追加していない場合は、[外部ソースの使用] タイルを選択します。
既に公開されているイベントストリームにソースを追加する場合は、編集モードに切り替え、リボンの [ソースの追加] を選択してから、[外部ソース] を選択します。
[データ ソースの選択] ページの [Azure Service Bus] タイルで [接続] を探して選択します。
Azure Service Bus コネクタを構成する
接続ページで、新しい接続を選択します。
Azure Service Bus リソースへの既存の接続がある場合は、次の図に示すように既存の接続を選択し、次の手順で Service Bus の種類 を構成する手順に進みます。
[接続設定] セクションで、[ホスト名] に、サービス バスのホスト名を入力します。これは Service Bus 名前空間の [概要] ページから取得できます。 これは
NAMESPACENAME.servicebus.windows.net
の形式です。[接続資格情報] セクションで、次の手順を実行します。
[接続名] に、Service Bus キューまたはトピックへの接続の名前を入力します。
[認証の種類] で、[共有アクセス キー] が選択されていることを確認します。
[ 共有アクセス キー名] に、共有アクセス キーの名前を入力します。
[ 共有アクセス キー] に、共有アクセス キーの値を入力します。
ページの下部にある [接続] を選びます。
アクセス キーの名前と値を取得するには、次の手順に従います。
- Azure ポータルであなたの Azure Service Bus 名前空間ページに移動します。
- [Service Bus 名前空間] ページで、左側のナビゲーション メニューの [共有アクセス ポリシー] を選択します。
- リストからアクセス キーを選択します。 アクセス キー名をメモしておきます。
- 主キーの横にあるコピー アイコンを選択します。
次に、[Azure Service Bus ソースの構成] セクションで、次の手順に従います。
右側の [ストリームの詳細] で、鉛筆ボタンを使用してソース名を変更します。 この名前は Service Bus 名前空間またはトピックの名前に変更できます。
次に、ウィザードの下部にある [次へ] を選択します。
[確認と接続] ページで、設定を確認し、[追加] または [接続] を選択します。
更新された Eventstream を表示する
Azure Service Bus ソースが、編集モードでキャンバス上の Eventstream に追加されていることがわかります。 ライブに公開するには、リボンで [公開] を選択します。
これらの手順を完了すると、ライブ ビューで Azure Service Bus を視覚化できます。 図で [Service Bus] タイルを選択すると、次のようなページが表示されます。
関連するコンテンツ
サポートされているすべてのソースのリストについては、イベント ソースの追加と管理に関するページを参照してください。