chatMessageMention リソースの種類
名前空間: microsoft.graph
chatMessage エンティティ内のメンションを表します。 メンションは、 ユーザー、 チーム、ボット、または チャネルに対して指定できます。
1 つ以上のメンションを含む chatMessage オブジェクトでは、メッセージ本文 コンテンツ プロパティは HTML のチャット メッセージを表します。 各メンションの mentionText を HTML at
要素で囲み、メンションの id プロパティに対応するid
属性を使用します。
たとえば、チャット メッセージには 2 つのメンションが含まれ、それぞれメンション テキスト "Megan" と "Alex" が含まれています。 その body content プロパティは、2 つのメンションの at
要素を次のように指定します。
"body": {
"contentType": "html",
"content": "<div><div>Ah, <at id=\"0\">Megan</at>, <at id=\"1\">Alex</at>, I saw them in a separate folder. Thanks!</div>\n</div>"
}
content プロパティでは、最初のメンションの HTML id
属性は 0 です。 これは、chatMessageMention の最初のインスタンスの id プロパティに対応します。これも 0 です。
2 番目のメンションの id
属性は 1 で、2 番目のインスタンスの id プロパティ (1) と一致します。
この例の完全なコンテキストについては、「 チャネル メッセージの応答を一覧表示する」を参照してください。
プロパティ
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
id | Int32 | 指定した chatMessage で言及されているエンティティのインデックス。 メッセージ本文の対応する <at id="{index}"> タグの {index} 値と一致します。 |
前述の | chatMessageMentionedIdentitySet | @mentionedされたエンティティ (ユーザー、アプリケーション、チーム、またはチャネル)。 |
mentionText | string | メンションを表すために使用される文字列。 たとえば、ユーザーの表示名、チーム名などです。 |
JSON 表記
次の JSON 表現は、リソースの種類を示しています。
{
"id": 1024,
"mentioned": {"@odata.type": "microsoft.graph.chatMessageMentionedIdentitySet"},
"mentionText": "string"
}