サポートされている通話の種類

この記事では、Microsoft Graph のクラウド通信 API でサポートされている呼び出しの種類と、それらがシグナリング プロセスにどのように使用されるかについて説明します。

ピアツーピア呼び出し

ある参加者が別の参加者を直接呼び出している場合、通話はピアツーピア (P2P) です。 ボットがユーザーを呼び出し、ユーザーが指定された唯一の呼び出し先である場合、これは P2P 呼び出しの例です。

P2P 呼び出しの図

ユーザーがボットを呼び出す場合、ボットは P2P 呼び出しに応答するために追加のアクセス許可を必要としません。 ボットがユーザーを呼び出すには、P2P 呼び出しの Calls.Initiat.All アクセス許可が必要です。

グループ呼び出し

グループ通話は、通話に 3 人以上の参加者がいる場合、または通話が最初に作成されたときに 会議の座標 が指定された場合に発生します。

たとえば、Microsoft Teams を使用してグループ呼び出しを作成できます。

グループ呼び出し図

現時点では、ボットは次のことが可能です。

  • グループ呼び出しを作成する
  • グループ呼び出しの発信に参加する
  • 既存のグループ通話に他の参加者を招待する
  • 既存のグループ呼び出しに招待される