最初のカスタム Microsoft Graph コネクタを構築する

Microsoft Graph コネクタを使用すると、独自のデータを Microsoft Graph に追加し、さまざまな Microsoft 365 エクスペリエンスに対応できます。 次の一連の記事では、Microsoft Graph コネクタ SDK を使用して C# でカスタム コネクタを作成し、それを使用して Microsoft Searchを強化する方法について説明します。 このカスタム コネクタでは、Contoso アプライアンス修復organizationの CSV ファイル内のサンプル データ アプライアンスパーツ インベントリを使用します。

注:

C# 以外の言語を使用してコネクタをビルドする場合は、「他の 言語を使用してコネクタをビルドする」を参照してください。

カスタム コネクタのしくみ

コネクタの開発 」セクションに含まれるサンプル コードでは、仮想マシンでカスタム コネクタを実行する gRPC サーバーが作成されます。 カスタム コネクタ コードは、仮想マシンからアクセスできる必要があるデータ ソースからデータをフェッチする役割を担います。 同じコンピューターで実行されている Microsoft Graph コネクタ エージェント の gRPC クライアントは、gRPC 経由でサーバーに対して要求を行い、必要な応答をフェッチします。 Microsoft Graph コネクタ エージェントは、カスタム コネクタをMicrosoft 365 管理センターと統合し、Microsoft Graph にコンテンツを取り込み、オーケストレーション フレームワークを介して他のプラットフォーム タスクを実行します。 プラットフォーム タスクの詳細については、「 コネクタ エージェントの機能」を参照してください。

SDK ベースのコネクタのアーキテクチャの図

次の手順