Host Integration Server コンピューターとホスト コンピューター間の通信

Host Integration Server のコンテキスト内では、接続とは、Host Integration Server コンピューターと IBM ホスト (メインフレームまたは IBM i) との間のデータ通信パスです。 接続は、メインフレーム上の物理ユニット (PU) 定義、または IBM i 上の APPC コントローラー定義に対応します。 接続によって、ワークステーションがホスト統合サーバー コンピューターを使用してホストと通信できるようになります。

次の図は、IBM メインフレームに接続している Host Integration Server ネットワークを示しています。

IBM メインフレームに接続している Host Integration Server ネットワークを示す図。

物理アダプターまたは接続ごとに、Host Integration Server 内で適切なリンク サービスが インストールされて構成されます。 リンク サービスとは、Host Integration Server によってサポートされるサーバー ホスト間通信アダプターの制御に使用される Windows サーバー サービスまたはデバイス ドライバーです。 リンク サービスによって、Host Integration Server コンピューターがホストと通信するに使用する HPR プロトコルが実装されます。

リンク サービスを構成すると、接続を作成できます。 SNA の用語では、接続とそれが使用するリンク サービスの組み合わせが、PU に相当します。 階層型 SNA ネットワークでは、Host Integration Server によって PU 2.0 の機能が提供されます。 ピア指向 SNA ネットワークの場合、Host Integration Server によって PU 2.1 LEN ノード機能が提供されます。

このセクションの内容

物理装置 (PU)

論理ユニット (LU)

接続の種類の選択

関連項目

SNA サービス