ソース テキスト ファイルのコンパイル

ソース テキスト ファイルを作成したら、次の手順では、\platform\SYSTEM\PRINTSRV ディレクトリにある Pdfcomp (PDFCOMP.EXE) ユーティリティを使用してファイルをコンパイルします。 Pdfcomp を実行するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

input_file output_file  
  

入力ファイルと出力ファイルの完全な名前 (ファイル拡張子を含む) を指定する必要があります。

たとえば、サンプル PDF ファイルをコンパイルするには、PDFCOMP.EXE をコピーし、サーバーのハード ディスク上のディレクトリに HPLJ2.PDF し、コマンド プロンプト ウィンドウを開き、現在のディレクトリをコピーしたファイルを含むディレクトリに変更します。 次に、コマンド プロンプトで次のように入力します。

  
hplj2.pdf hplj2.pdt  
  

これにより、バイナリ PDT ファイルが現在のディレクトリに作成されます。 プリンター セッションのプロパティでこのファイルを指定すると、Host Print サービスは、Windows プリンター ドライバーの書式設定機能をバイパスして、事前フォーマットされたデータをプリンターに送信できます。

PDF ファイルを PDT にコンパイルする必要はありません。 SNA マネージャーの印刷セッションでコンパイルされていない PDF ファイルが選択されている場合、印刷セッションが使用されるたびにコンパイルが自動的に実行されます。 この機能にはパフォーマンスのオーバーヘッドがあり、主に開発を容易にするために使用できます。 実稼働システムの場合は、PDF ファイルを事前にコンパイルすることを強くお勧めします。

参照

プリンター定義ファイル