メインフレーム文字列とコード ページ

トランザクション インテグレーター (TI) がメインフレーム ベースのトランザクション プログラム (TP) にデータを送信すると、TI ランタイム環境では、パラメーター、フィールド、または列として受信した Unicode 文字列がメインフレーム文字列に変換されます。 同様に、メインフレーム TP からデータを受信すると、TI ランタイム環境はメインフレームの文字列を Unicode 文字列に変換し、呼び出し元のクライアント アプリケーションに出力値として返されます。

TI は、メインフレームとの間で送受信される文字の文字列を次のように分類します。

  • 拡張バイナリ コード 10 進インターチェンジ コード (EBCDIC) 文字列。

  • IBM 2 バイト文字セット (DBCS) ストリング。

  • 必要なシフトアウト (SO) 文字とシフトイン (SI) 文字を含む EBCDIC および IBM DBCS の両方のストリングを含む混合ストリング。

    TI ランタイム環境では、次の情報に基づいてメインフレーム文字列の種類が決定されます。

  • TI Project を使用してビルドされた TI コンポーネントでパラメーター、フィールド、または列を定義する方法。

  • デプロイ時にアクティブな TI Automation サーバーに関連付けられた特定のリモート環境 (RE) に対して定義されたコード ページ。 TI Manager で RE を作成するときは、その RE のコード ページを指定します。

このセクションの内容

リモート環境に別のコード ページを割り当てる方法

IBM DBCS コード ページ

メインフレーム文字形式

メインフレームの文字列をスペースで埋め込む方法

文字列の未定義部分の切り捨て

先頭の SO と末尾の SI 文字を追加する