SelectionHint プロパティを使用したリモート環境の選択

開発者は、 プロパティを SelectionHint 使用して、リモート環境 (RE) をプログラムで指定できます。

プロパティを SelectionHint 設定することで、アプリケーションはトランザクション インテグレーター (TI) 要求にサービスを提供するときに使用する CICS または IMS RE を指定できます。 RE を選択する際にアプリケーションによって使用されるアルゴリズムは、アプリケーション コードによって決まります。 たとえば、企業は、異なるブランチからの要求を処理するときに、個別の CICS または IMS 領域を使用できます。 この場合、アプリケーションは、現在のブランチに適したリージョンを識別する RE を選択します。

アプリケーションで RE を指定するには、 プロパティを SelectionHint 使用する RE の名前に設定します。 TI Designerは、各 TI コンポーネントに書き込み専用SelectionHintプロパティを自動的に追加します。

プロパティを SelectionHint 使用してリモート環境 (RE) をプログラムで指定するには、次の手順を実行する必要があります。

  • Host Integration Server は、TI ランタイム環境または TI Designerを実行しているすべてのコンピューターにインストールする必要があります。

  • RE の選択が使用されている場合でも、TI コンポーネントを RE に割り当てる必要があります。 コンポーネントに割り当てられた RE は、TI コンポーネントを持つアプリケーションがプロパティを明示的に設定しない場合に SelectionHint 使用されます。

    TI コンポーネントを RE に割り当てるには、TI マネージャーを使用し、TI オンライン ヘルプに記載されている手順に従います。

このセクションの内容

リモート環境の選択に関するガイドライン

リモート環境を指定するコードの記述

リモート環境の選択のコスト