応答時間モニターのデータ

3270 ディスプレイ アプリケーションの場合、ローカル ノードはホストの応答時間 (3270 ユーザーが Enter キーまたは AID キーを押してホストにデータを送信した後にホストが応答するまでにかかる時間) に関する統計を保持します。 これらの統計は、分析のためにホストに送信できます。

ローカル ノードからアプリケーションに送信される Status-RTM メッセージは、ホストで指定された応答時間モニター (RTM) パラメーターをアプリケーションに通知します。 (詳細については、「 RTM パラメーター」を参照してください)。これらのパラメーターは、RTM データを収集するかどうか、アプリケーションが RTM 統計をローカルに表示することを許可するかどうか、応答時間をグループ化する時間境界、および応答時間の定義を指定します。 時間は、ホスト応答の最初の文字が画面に到達するまで、キーボードのロックが解除されるまで、またはユーザーがアプリケーションによって受信したさらにデータ (変更方向 (CD) またはエンド ブラケット (EB)) を送信できるようになるまで測定できます。

ホストがこのセッションに対して応答時間を測定することを指定した場合、アプリケーションは応答時間を測定し、それらをローカル ノードに報告する役割を担います。 これには以下が含まれます。

  • ユーザーが Enter キーまたは AID キーを押してホストにデータを送信するときにタイマーを開始します。

  • Status-RTM メッセージで指定された RTM 定義で定義されているように、受信データに対するホストの応答を受信したときにタイマーを停止します。

  • ホストの応答を 確認する Status-Acknowledge(Ack) メッセージでホストに応答時間を報告します。 このメッセージのフィールドの 1 つは、アプリケーションによって測定された最後の応答時間を指定するか、応答時間が報告されていないことを指定します。

  • 必要に応じて、最新の応答時間を 3270 エミュレーション状態行の最後のトランザクション時間インジケーター (LTTI) として表示します。

    アプリケーションで RTM データのローカル表示を提供する場合は、独自の応答時間統計を維持する必要があります。 Status-RTM メッセージで指定したものと同じ定義と境界を使用して、ローカル データがローカル ノードによってホストに送信されたデータと一致することを確認する必要があります。 Status-RTM メッセージは、応答時間のローカル表示が許可されていないことを示す場合があることに注意してください。 この場合、アプリケーションは応答時間または LTTI を表示しないでください。

参照

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受信チェーン
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Brackets
方向
ペーシングとチャンキング
データの確認と拒否]
シャットダウンと休止
回復
アプリケーションが開始する終了
LUSTAT]