可変長テーブルと CICS LINK

OCCURS 句が CICS LINK 環境で可変長テーブルを記述する場合、テーブルがホストで使用するストレージは、長さ指定子の値によって異なります。 COBOL はホスト上でこのストレージを自動的に処理しますが、トランザクション インテグレーター (TI) は、バッファー内のどこにデータをホストに送信するか、ホストからデータを解凍する場所を決定するために、テーブル サイズが依存する長さ指定子変数の値を指定する必要があります。

可変長テーブルに続くデータは、テーブルの最大長に関係なく、テーブルの直後のバッファー内で正しくオフセットする必要があります。 TI は、送信するバッファーをパックするときと、受信したバッファーをアンパックする場合の両方で、可変長テーブルの長さ指定子値を持つ必要があります。

OCCURS 句で可変長テーブルが記述されている場合は、テーブルの長さを制御するテーブルと長さ指定子を TI Project の入出力として指定する必要があります。 TI ランタイム環境では、バッファーがホストに送信されたときとホストから受信されたときの両方の長さを検出できる必要があります。 COBOL をインポートするか、TI Project で可変長テーブルを記述するメソッドを手動で作成すると、この制限が適用されます。

Note

このトピックの情報は、配列にも適用されます。

参照

OCCURS DEPENDING 句を使用して可変長テーブルを定義する