作成者: Randall DuBois
IIS 7 以降の Web ファーム フレームワーク 2.0 を使用して、サーバー ファーム内のサーバーでプラットフォームとアプリケーションの両方のプロビジョニングを実行できます。
プラットフォームの準備
プラットフォームの準備とは、セカンダリ サーバーを、プライマリ サーバーにインストールされた Web プラットフォーム コンポーネントおよび追加のコンポーネントと同期するプロセスです。 プロビジョニングするアプリケーションと、同期サイクルの間の間隔を選択できます。
プラットフォームの準備を構成するには
IIS マネージャーを起動し、[接続] ウィンドウで、設定を構成するサーバー ファームの名前を選択します。
[サーバー ファーム] ページで、[プラットフォームのプロビジョニング] をダブルクリックします。
Note
[コンテンツ ビュー] が選択されている場合、プロビジョニングのアイコンは表示されません。 アイコンが表示されない場合は、[コンテンツ] ウィンドウの下部にある [機能ビュー] タブをクリックします。
[プラットフォームのプロビジョニング] ページで、[追加製品] セクションを展開します。
同期する製品を追加するには、[製品名] フィールドで 2 回クリックし、追加する製品を選択します。 製品を選択すると、新しい行が追加されます。
選択された製品は、サーバー ファームのプライマリ サーバーにインストールされているプラットフォーム コンポーネントと追加のアプリケーションに加えて、ファーム内のセカンダリ サーバーにプロビジョニングされます。
目的の製品を追加し、[操作] ウィンドウで [適用] をクリックします。 製品の右側にあるボタンを使用して、製品を削除したり、製品を一覧表示する順序を変更したりすることができます。
アプリケーションのプロビジョニング
アプリケーションの準備はプラットフォームの準備に似ていますが、プラットフォーム コンポーネントとアプリケーションを同期する代わりに、ファーム内のサーバーに同期する追加の Web 配置プロバイダーを指定できます。 アプリケーションの準備では、Microsoft Web 配置テクノロジが使用されます。 詳細については、「Web 配置」を参照してください。
アプリケーションの準備を有効にするには
IIS マネージャーを起動し、[接続] ウィンドウで、設定を構成するサーバー ファームの名前を選択します。
[サーバー ファーム] ウィンドウで、[アプリケーションのプロビジョニング] をダブルクリックします。
Note
[コンテンツ ビュー] が選択されている場合、プロビジョニングのアイコンは表示されません。 アイコンが表示されない場合は、[コンテンツ] ウィンドウの下部にある [機能ビュー] タブをクリックします。
[アプリケーションのプロビジョニング] ウィンドウで、[追加のプロバイダー] セクションを展開します。
同期するプロバイダーを追加するには、[プロバイダー] フィールドで 2 回クリックし、追加するプロバイダーを選択します。
プロバイダーを選択すると、新しい行が追加されます。セカンダリ サーバーにプロバイダーをインストールするパスを入力します。 これは、
C:\inetpub\
などのファイル システム パスである必要があります。 フィールドを空にすることはできません。[設定] フィールドで、選択したプロバイダーに使用するプロバイダー設定を指定します。 フィールドをクリックし、参照 (…) ボタンを使用して、[プロバイダーの設定] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「Web 配置のプロバイダー設定」を参照してください。
目的のプロバイダーを追加し、[操作] ウィンドウで [適用] をクリックします。