ID API の要件セット

要件セットは、API メンバーの名前付きグループです。 Office アドインでは、マニフェストで指定されている要件セットを使用するか、ランタイム チェックを使用して、Office アプリケーションがアドインに必要な API をサポートしているかどうかを判断します。 詳細については、「 Office のバージョンと要件セット」を参照してください。

Office アドインは Office の複数のバージョンで機能します。 次の表に、Identity API 要件セット、サポートされている Office クライアント アプリケーション、該当する場合はそれらのアプリケーションの 最小 ビルドまたはバージョンを示します。

要件セット Windows での Office
- Microsoft 365 サブスクリプション
- リテール パーペチュアル Office 2016 以降
Windows での Office
(ボリューム ライセンスの永続的)
Office on Mac Office on iPad Office on the web
IdentityAPI 1.3 バージョン 2008 (ビルド 13127.20000) Office 2021: バージョン 2108 (ビルド 14326.20454) 16.40 非サポート Microsoft Office SharePoint Onlineと OneDrive*

* 現在、IdentityAPI 1.3 要件セットは、Microsoft Office SharePoint Online および OneDrive から開かれたドキュメントに対してのみ、Office on the webでサポートされています。

重要

  • Outlook では、アドインが Outlook.com または Gmail メールボックスに読み込まれている場合、Identity API 要件セットはサポートされません。

Outlook と Identity API の要件セット

Outlook アドイン コードで Identity API セット 1.3 を要求するには、isSetSupported('IdentityAPI', '1.3') を呼び出してサポートされているかどうかを確認します。 Outlook アドインのマニフェストでの宣言はサポートされていません。 undefined ではないことを確認することで、API がサポートされているかどうかを判断することもできます。 詳細については、「後続の要件セットからの API の使用」を参照してください。

注:

Office のバージョンとビルド番号

バージョン、ビルド番号、Office Online Server の詳細については以下を参照してください。

Office 共通 API の要件セット

共通 API の要件セットの詳細については、「Office 共通 API の要件セット」をご覧ください。

関連項目