OneNote JavaScript API の要件セット

要件セットは、API メンバーの名前付きグループです。 Office アドインでは、マニフェストで指定されている要件セットを使用するか、ランタイム チェックを使用して、Office アプリケーションがアドインに必要な API をサポートしているかどうかを判断します。 詳細については、「 Office のバージョンと要件セット」を参照してください。

次の表に、OneNote 要件セット、サポートされている Office クライアント アプリケーション、該当する場合はそれらのアプリケーションの 最小 ビルドまたはバージョンを示します。

要件セット Office on the web
OneNoteApi 1.1 サポートされている

OneNote JavaScript API 1.1

OneNote JavaScript API 1.1 は、API の最初のバージョンです。 API について詳しくは、「OneNote の JavaScript API のプログラミングの概要」をご覧ください。

ランタイム要件のサポートのチェック

実行時に、アドインは次を行うことによって、特定の Office アプリケーションが API 要件をサポートしているかどうかをチェックできます。

if (Office.context.requirements.isSetSupported('OneNoteApi', '1.1')) {
  // Perform actions.
}
else {
  // Provide alternate flow/logic.
}

マニフェストに基づく要件のサポートのチェック

アドインで必須の、重要な要件セットまたは API メンバーを指定するには、アドインのマニフェストで Requirements 要素を使用します。 Office アプリケーションまたはプラットフォームが、Requirements 要素で指定した要件セットまたは API メンバーをサポートしない場合、アドインはそのアプリケーションまたはプラットフォームでは実行されず、[個人用アドイン] にも表示されません。

OneNoteApi 要件セット、バージョン 1.1 をサポートするすべての Office クライアント アプリケーションで読み込まれるアドインのコード例を以下に示します。

<Requirements>
   <Sets DefaultMinVersion="1.1">
      <Set Name="OneNoteApi" MinVersion="1.1"/>
   </Sets>
</Requirements>

Office 共通 API の要件セット

共通 API の要件セットの詳細については、「Office 共通 API の要件セット」をご覧ください。

関連項目