ユーザーが Microsoft Defender ウイルス対策ユーザー インターフェイスを表示または操作できないようにする

適用対象:

プラットフォーム

  • Windows

グループ ポリシーを使用して、エンドポイント上のユーザーに Microsoft Defender ウイルス対策インターフェイスが表示されないようにすることができます。 スキャンを一時停止しないようにすることもできます。

Microsoft Defenderウイルス対策インターフェイスを非表示にする

Windows 10バージョン 1703 では、インターフェイスを非表示にすると、ウイルス対策通知Microsoft Defender非表示になり、ウイルス & 脅威保護タイルがWindows セキュリティ アプリに表示されなくなります。

設定が [有効] に設定されている場合:

シールド アイコンとウイルスと脅威の保護セクションのないWindows セキュリティ

設定が [無効] または [ 未構成] に設定されている場合:

シールド アイコンと脅威保護セクションを含むWindows セキュリティ

注:

インターフェイスを非表示にすると、Microsoft Defenderウイルス対策通知がエンドポイントに表示されなくなります。 Microsoft Defender for Endpoint通知は引き続き表示されます。 エンドポイントに表示される通知を個別に構成することもできます

以前のバージョンのWindows 10では、Windows Defender クライアント インターフェイスが非表示になります。 ユーザーが開こうとすると、"システム管理者がこのアプリへのアクセスを制限されました" という警告が表示されます。

1703 より前のバージョンのWindows 10でヘッドレス モードが有効になっている場合の警告メッセージ

グループ ポリシーを使用して、Microsoft Defender ウイルス対策インターフェイスをユーザーから非表示にする

  1. グループ ポリシー管理マシンで、グループ ポリシー管理コンソールを開き、構成するグループ ポリシー オブジェクトを右クリックし、[編集] を選択します

  2. [グループ ポリシー管理] エディターを使用して、[コンピューターの構成] に移動します。

  3. [ 管理用テンプレート] を選択します

  4. ウイルス対策>クライアント インターフェイスMicrosoft Defender Windows コンポーネント>にツリーを展開します。

  5. [ ヘッドレス UI モードを有効にする] 設定をダブルクリックし、オプションを [有効] に設定します。 [OK] を選択します。

ユーザーが PC の保護 を変更できないようにする 方法の詳細については、「ユーザーがポリシー設定をローカルで変更できないようにする」を参照してください。

ユーザーがスキャンを一時停止できないようにする

ユーザーがスキャンを一時停止できないようにすることができます。これは、スケジュールされたスキャンやオンデマンドスキャンがユーザーによって中断されないようにするのに役立ちます。

注:

この設定は、Windows 10ではサポートされていません。

グループ ポリシーを使用して、ユーザーがスキャンを一時停止できないようにする

  1. グループ ポリシー管理マシンで、グループ ポリシー管理コンソールを開き、構成するグループ ポリシー オブジェクトを右クリックし、[編集] を選択します

  2. [グループ ポリシー管理] エディターを使用して、[コンピューターの構成] に移動します。

  3. [ 管理用テンプレート] を選択します

  4. ツリーを Windows コンポーネント>Microsoft Defenderウイルス対策>スキャンに展開します

  5. [ ユーザーによるスキャンの一時停止を許可する ] 設定をダブルクリックし、オプションを [無効] に設定します。 [OK] を選択します。

UI ロックダウン モード

UI ロックダウン モードを無効にするかどうかを示します。 の$True値を指定すると、ウイルス対策Microsoft Defender UI ロックダウン モードが無効になります。 の $False 値を指定するか、値を指定しない場合は、UI ロックダウン モードが有効になります。

PS C:\>Set-MpPreference -UILockdown $true

ヒント

さらに多くの情報を得るには、 Tech Community 内の Microsoft Security コミュニティ (Microsoft Defender for Endpoint Tech Community) にご参加ください。