Windows PowerShell を使用して App-V クライアントでレポートを有効にする方法
適用対象:
- Windows 10
- Windows 11
レポート用に App-V を構成するには、次の手順に従います。
レポート用に App-V クライアントを実行しているコンピューターを構成するには
App-V クライアントを有効にします。 詳細については、「 App-V デスクトップ クライアントを有効にする」を参照してください。
App-V クライアントを有効にしたら、 Set-AppvClientConfiguration コマンドレットを使用して適切な Reporting Configuration 設定を構成します。
設定 | 説明 |
---|---|
ReportingEnabled | クライアントがレポート サーバーに情報を返できるようにします。 この設定は、クライアントがクライアントでレポート データを収集するために必要です。 |
ReportingServerURL | クライアント情報を保存するレポート サーバー上の場所を指定します。 たとえば、https://<reportingservername>:<reportingportnumber>。 手記: これは、レポート サーバーのセットアップ中に割り当てられたポート番号です。 |
レポートの開始時刻 | これは、データをサーバーに自動的に送信するようにクライアントをスケジュールするように設定されます。 この設定は、レポート データの送信を開始する時間を示します。 これは 24 時間形式で、0 から 23 の間の数値を受け取ります。 |
ReportingRandomDelay | レポート サーバーにデータを送信する最大遅延 (分単位) を指定します。 スケジュールされたタスクが開始されると、クライアントは 0 から ReportingRandomDelay までのランダムな遅延を生成し、指定された期間待機してからデータを送信します。 |
ReportingInterval | クライアントがレポート サーバーにデータを再送信するために使用する再試行間隔を指定します。 |
ReportingDataCacheLimit | レポート情報を格納するための XML キャッシュの最大サイズをメガバイト (MB) 単位で指定します。 サイズはメモリ内のキャッシュに適用されます。 制限に達すると、ログ ファイルがロール オーバーされます。 |
ReportingDataBlockSize | レポート情報を格納するための XML キャッシュの最大サイズをメガバイト (MB) 単位で指定します。 サイズはメモリ内のキャッシュに適用されます。 制限に達すると、ログ ファイルがロール オーバーされます。 |
適切な設定が構成されると、App-V クライアントを実行しているコンピューターが自動的にデータを収集し、データをレポート サーバーに送信します。
さらに、管理者は Send-AppvClientReport コマンドレットを使用して、オンデマンドの方法でデータを手動で送信できます。