Teams 会議、ウェビナー、タウン ホールの RTMP-In を管理する
適用対象:ウェビナータウン ホール
この記事で説明する一部の機能では、Teams Premiumが必要です。
RTMP-In を使用すると、会議、ウェビナー、タウン ホールの開催者は、Real-Time メッセージング プロトコル (RTMP) を使用して、外部ハードウェアまたはソフトウェア ベースのエンコーダーから直接会議やイベントを生成できます。
注意
RTMP-In は、タウン ホールを除くすべての会議およびイベント形式のTeams Premium機能です。
管理者は、会議やイベントの開催者に対して RTMP-In を有効にすることができます。 このポリシーが有効になっている開催者は、RTMP リンクと、 エンコーダーから会議オプションを使用してストリーミングを開始するために必要なキーにアクセスできます。
受信 RTMP フィードは、次を配信する必要があります。
- H.264 Advanced Video Coding (AVC)
- Constant Bitrate (CBR)
- 29.97 fps または 30 fps のフレーム レート
- 正方形ピクセル縦横比 (PAR)
ネットワーク接続の原則の一環として、Office 365 URL と IP アドレス範囲で定義されているように、Microsoft 365 エンドポイントに到達可能であることを確認します。 次のドメイン/ポートも存在することを確認します。
ドメイン: *.rtmpingest.mcr.teams.microsoft.com
ポート: 1935/1936 (RTMP/RTMPS の場合)
- Teams 管理センターを開きます。
- ナビゲーション ウィンドウから [会議] を展開します。
- [会議] で、[会議ポリシー] を選択します。
- 既存のポリシーを選択するか、新しいポリシーを作成します。
- [ オーディオ & ビデオ] セクションに移動します。
- [ 許可されているストリーミング メディア入力] で、ドロップダウンから RTMP を選択または選択解除します。
- [保存] を選択します。
開催者が RTMP-In を使用できるかどうかを管理するには、PowerShell CsTeamsMeetingPolicy コマンドレット内の -AllowedStreamingMediaInput
パラメーターを使用します。
このポリシーを使用して開催者の RTMP-In を有効にするには、次のスクリプトを使用します。
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity <policy name> -AllowedStreamingMediaInput "RTMP"
このポリシーを使用して開催者の RTMP-In を無効にするには、 -AllowedStreamingMediaInput
で null 値を使用します。 次に例を示します。
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity Global -AllowedStreamingMediaInput ""
会議ポリシーの RTMP-In の現在の状態を表示するには、次のスクリプトを使用します。
Get-CsTeamsMeetingPolicy -Identity <policy name>|fl AllowedStreamingMediaInput