ワンタイム パスワードを作成する
1 回限りのパスワード (OTP) は、デバイスで使用される特定のユーザー名とパスワードを必要とせずに、Windows で実行される Teams Rooms コンソールを設定して展開するときに認証を提供するために使用されます。 1 回限りのパスワードは、Microsoft Teams Rooms Pro Management ポータルで作成され、シングル サインイン セッションにのみ使用されます。 組織に展開する各 Teams Rooms コンソールには、独自の 1 回限りのパスワードが必要です。それ以外の場合は、手動セットアップ中にその資格情報を追加する必要があります。
他のユーザー Microsoft Teams Rooms コンソールを組織に追加する場合、本体をセットアップするために以前に必要だったユーザー名とパスワードではなく、デバイス認証にワンタイム パスワードが使用されます。
ワンタイム パスワードを作成するには、次の手順に従います。
Teams Rooms Pro Management ポータルにサインインします。
左側のナビゲーション ウィンドウで、[ リソース アカウント > 計画] を選択します。 [ リソース アカウント] ページが表示されます。
コマンド バーで [ OTP の生成 ウィザード] を選択します。
[ アカウントの選択] ページが表示されます。
ワンタイム パスワードを作成するリソース アカウントを選択し、[ 次へ] を選択します。
注意
[ 準備状態 ] 列の値が [アクション不要] であるリソース アカウントを選択 する必要があります。 検索バーを使用して、特定のリソース アカウントを検索することもできます。 検索したリソース アカウントが何であれ、そのリソース アカウントの [準備状態] 列に [アクションは必要ありません] の値が必要であることを確認する必要があります。
[ 構成] ページが表示されます。
[ 選択したすべてのアカウントのパスワードを自動的に生成 する] または [ CSV ファイルからサインイン データをアップロードする] を選択します。
- 1 回限りのパスワードを生成するリソース アカウントの既存のパスワードをリセットまたは削除する場合は、[ 選択したすべてのアカウント のパスワードを自動的に生成する] オプションを選択します。
- 1 回限りのパスワードを生成するリソース アカウントの既存のパスワードを保持する場合は、[ CSV ファイルからサインイン データをアップロード する] を選択します。
[次へ] を選択します。 [ レビュー] ページが表示されます。
構成した設定を確認し、[ 生成] を選択します。
注意
[レビュー] ページで、[パスワードの自動生成] 設定を編集する場合は、[構成] の横にある [編集] アイコンを選択するか、1 回限りのパスワードを作成するリソース アカウントを変更する場合は、[アカウントの選択] の横にある [編集] アイコンを選択します。 次に、[ 生成] を選択します。
OTP を生成したら、リソース アカウント パスワードの有無にかかわらず OTP をダウンロードして、この情報を保存し、デバイスを設定している可能性のあるユーザーと共有することができます。
Teams Rooms コンソールをアプリにサインインしようとしているときに、セットアップ担当者が入力した 1 回限りのパスワードを確認して承認できます。
ワンタイム パスワードを確認して承認するには、次の操作を行います。
Teams Rooms Pro Management ポータルにサインインします。
左側のナビゲーション ウィンドウで、[ リソース アカウント > 計画] を選択します。 [ リソース アカウント] ページが表示されます。
[ OTP 承認待ち] の値を持つリソース アカウントを選択します。
選択したリソース アカウントの詳細を表示するページが表示されます。
[ OTP ] タブを選択します。ワンタイム パスワードの詳細を表示するページが表示されます。
次のような詳細を確認します。
- このワンタイム パスワードがデバイスに入力された日付。この日付は、[ 要求された日付 ] 列に表示されます。
- [有効期限] 列に表示される 有効期限 。
- [デバイス情報] ウィンドウに表示される、make、model、シリアル番号などの デバイス 関連情報。
ワンタイム パスワード 要求を承認 する場合は、[要求の承認] ボタンを選択します。
ワンタイム パスワード 要求を拒否 する場合は、[要求を拒否する] ボタンを選択します。
- [拒否理由] ドロップダウンから値を選択して、ワンタイム パスワード要求を 拒否する理由を 指定します。
[送信] を選択します。
既定では、OTP は 8 時間有効ですが、OTP の有効期間を最大 2 週間 (336 時間) に調整できます。 IT 管理者として [承認] ボタンを選択する必要なく、OTP を自動的に承認することもできます。
これらの設定を変更するには:
- Teams Rooms Pro Management ポータルにサインインします。
- 左側のナビゲーション ウィンドウで、[ リソース アカウント > 計画] を選択します。 [ リソース アカウント] ページが表示されます。
- コマンド バー で [基本設定] を選択します。
- 定義済みの時間から選択するか、カスタムの有効期限 (1 時間から 336 時間) を設定して、OTP の有効期限を調整します。
- OTP 自動承認をオンまたはオフに切り替えることもできます。
- 完了したら 、[保存] を 選択して変更を保存します。