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Name プロパティ (ADO)

適用先: Access 2013、Office 2013

オブジェクトの名前を示します。

設定と戻り値

オブジェクトの名前を示す文字列型 (String) の値を設定または取得します。

注釈

Name プロパティは、Command オブジェクト、Property オブジェクト、Field オブジェクト、または Parameter オブジェクトの名前を設定または取得するために使用します。

値は、 Command オブジェクトでは読み取り/書き込み可能で、 Property オブジェクトでは読み取り専用になります。

Field オブジェクトの場合、 Name は一般には読み取り専用です。 ただし、 RecordFields コレクションに追加された新規 Field オブジェクトの場合、 FieldValue プロパティが指定されていて、データ プロバイダーが Fields コレクションの Update メソッドを呼び出して新規 Field の追加に成功した場合に限り、 Name は読み取り/書き込み可能になります。

Parameters コレクションに追加されていない Parameter オブジェクトでは、 Name プロパティは読み取り/書き込み可能です。 追加された Parameter オブジェクトとその他のオブジェクトでは、 Name プロパティは読み取り専用です。 名前はコレクション内で一意でなくてもかまいません。

オブジェクトの Name は、序数参照で取得でき、その後は、その名前で直接オブジェクトを参照できます。 たとえば、rstMain.Properties(20) の場合です。名前は更新可能性を生み出します。その後、このプロパティを更新可能性として参照できます。その後、このプロパティを rstMain.Properties("Updatability") と参照できます。