XML セキュリティに関する考慮事項
適用先: Access 2013、Office 2013
XML のセキュリティに関する考慮事項
Recordset オブジェクトの ADO Save メソッドおよび ADO Open メソッドは、Internet Explorer で実行する操作として安全ではないと考えられています。 そのため、ブラウザーでホストされるアプリケーションまたはコントロール内で実行されるスクリプト コードでこれらのメソッドを使用すると、ブラウザーのセキュリティ構成がスクリプト コードの動作に影響します。
Internet Explorer 5 は、このような操作に対して、インターネット ゾーンでは既定でセキュリティ制限をかけています。 その構成では、 Recordset は、クライアントのローカル ファイル システムにアクセスしたり、ページがダウンロードされたサーバーのドメインの範囲外にあるデータ ソースにアクセスしたりすることはできません。 特に、ブラウザー ホスト内で実行している場合、 Recordset をファイルに保存できるのは、ページがダウンロードされたサーバーと同じサーバーにファイルがある場合のみです。 同様に、ファイルから Recordset を読み込んで開くことができるのは、ページがダウンロードされたサーバーと同じサーバーにファイルがある場合のみです。
Internet Explorer のセキュリティの詳細については、Microsoft Internet Explorer での ADO および RDS の セキュリティに関する技術記事を参照してください。