IMAPITable::CollapseRow
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
展開されたテーブル カテゴリを折りたたみ、そのカテゴリに属する下位レベルの見出しとリーフ行をテーブル ビューから削除します。
HRESULT CollapseRow(
ULONG cbInstanceKey,
LPBYTE pbInstanceKey,
ULONG ulFlags,
ULONG FAR * lpulRowCount
);
パラメーター
cbInstanceKey
[in] pbInstanceKey パラメーターによって指されるPR_INSTANCE_KEY プロパティ内のバイト数。
pbInstanceKey
[in]カテゴリの見出し行を識別する PR_INSTANCE_KEY (PidTagInstanceKey) プロパティへのポインター。
ulFlags
予約;は 0 にする必要があります。
lpulRowCount
[out]テーブル ビューから削除される行の合計数へのポインター。
戻り値
S_OK
折りたたみ操作が成功しました。
MAPI_E_NOT_FOUND
pbInstanceKey パラメーターによって識別される行が存在しません。
MAPI_E_INVALID_ENTRYID
pbInstanceKey パラメーターによって識別される行が存在しません。 このエラーは、MAPI_E_NOT_FOUNDの代替手段です。サービス プロバイダーは、いずれか 1 つを返すことができます。
注釈
IMAPITable::CollapseRow メソッドは、テーブル カテゴリを折りたたんでテーブル ビューから削除します。 行は、pbInstanceKey パラメーターによって指されるPR_INSTANCE_KEY プロパティによって識別される行から折りたたまれます。 ビューから削除された行の数は、 lpulRowCount パラメーターの内容で返されます。
折りたたみ操作の結果としてビューから削除されたテーブル行に対する通知は生成されません。
ブックマークによって定義された行がビューから折りたたまれると、ブックマークは次に表示される行を指すよう移動されます。
分類されたテーブルの詳細については、「 並べ替えと分類」を参照してください。
MFCMAPI リファレンス
MFCMAPI のサンプル コードについては、次の表を参照してください。
| ファイル | 関数 | コメント |
|---|---|---|
| ContentsTableListCtrl.cpp |
CContentsTableListCtrl::D oExpandCollapse |
MFCMAPI では、 IMAPITable::CollapseRow メソッドを使用してテーブル カテゴリを折りたたみます。 |