IMAPITable::GetStatus
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
テーブルの状態と型を返します。
HRESULT GetStatus(
ULONG FAR * lpulTableStatus,
ULONG FAR * lpulTableType
);
パラメーター
lpulTableStatus
[out]テーブルの状態を示す値へのポインター。 次のいずれかの値を返すことができます。
TBLSTAT_COMPLETE
進行中の操作はありません。
TBLSTAT_QCHANGED
テーブルの内容が予期して変更されました。 この状態値は、並べ替え操作または制限操作に起因する変更には返されません。
TBLSTAT_RESTRICT_ERROR
IMAPITable::Restrict 操作中にエラーが発生しました。
TBLSTAT_RESTRICTING
IMAPITable::Restrict 操作が進行中です。
TBLSTAT_SETCOL_ERROR
IMAPITable::SetColumns 操作中にエラーが発生しました。
TBLSTAT_SETTING_COLS
IMAPITable::SetColumns 操作が進行中です。
TBLSTAT_SORT_ERROR
IMAPITable::SortTable 操作中にエラーが発生しました。
TBLSTAT_SORTING
IMAPITable::SortTable 操作が進行中です。
lpulTableType
[out]テーブルの型を示す値へのポインター。 次の 3 つのテーブル型のいずれかを返すことができます。
TBLTYPE_DYNAMIC
テーブルの内容は動的です。基になるデータが変更されると、行と列の値が変更される可能性があります。
TBLTYPE_KEYSET
テーブル内の行は固定されていますが、これらの行内の列の値は動的であり、基になるデータが変更されると変更される可能性があります。
TBLTYPE_SNAPSHOT
テーブルは静的であり、基になるデータが変更された場合、その内容は変更されません。
戻り値
S_OK
テーブルの状態が正常に返されました。
注釈
IMAPTable::GetStatus メソッドは、テーブルの種類と現在の状態に関する情報を取得します。
呼び出し側への注意
GetStatus を他の 3 つの IMAPITable メソッドと組み合わせて使用して、これらの操作の状態を監視し、テーブルへの影響を判断できます。 次のいずれかの IMAPITable 呼び出しを行った後、GetStatus を呼び出します。
IMAPITable::制限 を設定するように制限します。
並べ替え順序を確立する IMAPITable::SortTable。
列セットを定義する IMAPITable::SetColumns。
MFCMAPI リファレンス
MFCMAPI のサンプル コードについては、次の表を参照してください。
ファイル | 関数 | コメント |
---|---|---|
ContentsTableListCtrl.cpp |
CContentsTableListCtrl::GetStatus |
MFCMAPI では、 IMAPITable::GetStatus メソッドを使用してテーブルの状態を報告します。 |