フォームをライブラリにインストールする
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
Windows SDKで提供される既定の MAPI フォーム マネージャーは、さまざまなフォーム ライブラリにフォームをインストールするためのユーザー インターフェイスを提供しません。 このため、ユーザーがフォームのインストールに使用できる小さなアプリケーション (または詳細な手順のセット) を作成する必要があります。
インストール アプリケーションを実装する場合、フォルダーの関連コンテンツ テーブルにフォームをインストールするために実行する必要がある一連のアクションは次のとおりです。
MAPIOpenFormMgr 関数を呼び出してフォーム マネージャーを開きます。
IMAPIFormMgr::OpenFormContainer メソッドまたは IMAPIFormMgr::SelectFormContainer メソッドを使用して、フォームのターゲット コンテナーを選択して開きます。
IMAPIFormContainer::InstallForm 関数を使用してフォームをインストールします。
手順 4 から 6 は、ローカル フォーム ライブラリへのインストール用です。
ユーザーのワークステーション上のローカル フォーム ライブラリにインストールされている場合は、すべてのファイルをローカル ディスク上の適切な場所にコピーします。 必要に応じて、コンポーネントの現在のパスを反映するようにフォーム構成ファイルを変更します。 フォーム構成ファイルには相対パスを含めることができます。この場合、この手順は必要ない場合があります。
適切な OLE 登録手順を完了して、メッセージの種類をインストールするフォーム サーバーに関連付けます。
フォームがローカル フォーム ライブラリにインストールされている場合は、フォームのアイコン (.ico) と構成 (.cfg) ファイルを %WINDOWS%\FORMS\CONFIGS ディレクトリにコピーして、フォーム ライブラリが破損または削除された場合にフォームを自動的に復元できるようにします。 この手順は推奨されますが、必須ではありません。
注:
手順 1 と 2 を MAPIOpenLocalFormContainer 関数の呼び出しに置き換えることで、ローカル フォーム ライブラリへのインストールを簡略化できます。