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SIGN 関数

数値の符号を表す値を返します。

構文

SIGN(number, fuzz )

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
number
必須
数値
符号を確認する数値を指定します。
ファズ
省略可能
数値
指定した数値と 0 との誤差を指定します。数値と 0 の差がこの誤差以内である場合に、数値は 0 として扱われます。

戻り値

数値

注釈

SIGN 関数は、number が正の場合は 1 を、number が 0 の場合は 0 を、number が負の場合は -1 を返します。

Fuzz 値を指定すると、計算結果が 0 に近くなる場合に、浮動小数点の丸めエラーが起きるのを防ぐことができます。 Fuzz 値を指定しない場合は、1E-9 (0.000000001) が使用されます。 図面の縮尺を変更したり、正確な比較を行う場合は、異なる値を指定できます。

例 1

SIGN(-5)

-1 を返します。

例 2

SIGN(0)

0 を返します。

例 3

SIGN(0.00000000001)

0 を返します。

例 4

SIGN(0.00000000001,0)

1 を返します。