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リスト区切り記号が正しく設定されていない場合の Excel の数式エラー

現象

数式を入力すると、Windows の地域設定で既定の "リスト区切り記号" ではない記号を使用しようとすると、エラーが発生します。

"この数式に問題が見つかりました。 [数式] タブの [関数の挿入] をクリックして修正するか、[ヘルプ] をクリックして数式の一般的な問題の詳細を確認してください。"

原因

文字を使用して動作すると予想される引数を区切ったときにエラーが発生し、Excel で受け入れられない場合、これは通常、次のシナリオのいずれかまたは両方が原因で発生します。

  • Windows の [地域設定] のリスト区切り記号が、Excel の数式に対して入力されているものと一致しません。
  • [システム区切り記号の使用] オプションは Excel の [詳細オプション] で設定され、Excel の数式に対して入力されているものと一致しません。

解決方法

エラー メッセージを回避するには、次の手順に従います。

  1. Excel のオプションで [システム区切り記号を使用する] が選択されているかどうかを確認します。 [ファイル] メニューの [オプション] を選択します。 [Advanced] \(詳細設定) を選択します。 [編集オプション] グループで、[システム区切り記号を使用する] が選択されていないかどうかを決定します。 選択されていない場合は、選択して Excel で Windows 地域設定を使用するか、使用する "桁区切り記号" を指定できます。

    [システム区切り記号の使用] が有効になっている場合は、Windows コントロール パネルのリージョン (地域) 設定を確認します。 リスト区切り記号は、[追加設定] で指定します。

  2. 数式を作成するときは、Windows 設定で指定されたリスト区切り記号と同じ文字を使用します。

  3. [リセット] ボタンを使用して、選択した国/地域の既定値に一致するようにオプションをリセットするか、Windows リスト区切り記号を別の文字に変更します (一部の特殊文字は使用できません)。

Note

既定では、Microsoft Excel では、コントロール パネルの地域設定で定義されているシステム区切り記号が使用されます。 桁区切り記号または小数点の区切り記号が異なる数値を表示する必要がある場合は、システム区切り記号をユーザー設定の区切り記号に一時的に置き換えることができます。 これを行うには、次の articleの手順に従ってください。

コンマは、米国 - 英語ロケールの既定のリスト区切り記号です。

Windows 領域の設定でリスト区切り記号を変更すると、コンマ区切り値 (.csv) ファイルを開いたり保存したりするときに使用する区切り記号に影響.csvファイル内の区切り記号に Windows リスト区切り文字が使用されるためです。