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Saved プロパティを使用してブックが変更されたかどうかを確認する

まとめ

ブックに変更が加えられたかどうかを確認するには、ブックの Saved プロパティをオンにします。 Saved プロパティは、ブックに変更が加えられたかどうかに応じて True または False の値を返します。

Note

Saved プロパティを True または False に設定できます。 この記事の「詳細情報」セクションには、Saved プロパティの使用方法を示すサンプル マクロが含まれています。

揮発性関数の存在など、ワークシート内のさまざまな条件が Saved プロパティに影響する可能性があります。

詳細

Microsoft は、例示のみを目的としてプログラミング例を提供しており、明示または黙示にかかわらず、いかなる責任も負わないものとします。 これには、市販性または特定目的との適合性についての黙示の保証も含まれますが、これに限定はされません。 この記事は、説明されているプログラミング言語、手順を作成およびデバッグするために使用されているツールに読者が精通していることを前提にしています。 Microsoft サポート エンジニアは、特定のプロシージャの機能を説明できますが、これらの例を変更して、特定の要件を満たす追加の機能を提供したり、プロシージャを構築したりすることはありません。

例 1: 作業中のブックに未保存の変更がある場合にメッセージを表示するマクロ

Sub TestForUnsavedChanges()
    If ActiveWorkbook.Saved = False Then
        MsgBox "This workbook contains unsaved changes."
    End If
End Sub

例 2: ブックを閉じて変更を破棄するマクロ

このマクロは、サンプル コードを含むブックを閉じ、Saved プロパティを True に設定してブックへの変更を破棄します。

Sub CloseWithoutChanges()
    ThisWorkbook.Saved = True
    ThisWorkbook.Close
End Sub

例 3: ブックを閉じて変更を破棄する別のマクロ

Sub CloseWithoutChanges()
    ThisWorkbook.Close SaveChanges:=False
End Sub

関連情報

この記事のサンプル コードの使用方法の詳細については、「 Office 2000 のサポート技術情報の記事からサンプル コードを実行する方法を参照してください。