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職場または学校アカウントからの Office アドインの使用をブロックする

メモこの記事の情報は、Word、Excel、PowerPoint の Office アドインに適用されます。

現象

organizationのユーザーは、個人用 iOS デバイスとその個人用または Microsoft アカウント (MSA) を使用して、企業リソースにアクセスします。 MSA にサインインしたときに Office アドインをインストールできます。

ユーザーが職場または学校アカウントにサインインすると、Office アドインのインストールがブロックされます。 ただし、MSA を使用して作成されたファイルにインストールされている Office アドインは引き続き使用できます。

たとえば、ユーザーは MSA を使用して Office アプリにサインインし、Excel ブックなどのファイルを作成し、いくつかの Office アドインをインストールして使用します。 次に、organizationのOneDrive for Businessなど、ファイルを企業のストレージの場所に保存します。 このシナリオでは、ユーザーが後で職場または学校アカウントにサインインし、ファイルを再度開くと、ファイルにインストールされている Office アドインを引き続き使用できます。

organizationのユーザーがアカウント切り替えを使用できる場合、この問題は、ユーザーが Office アプリのアクティブなアカウントを MSA から職場または学校のアカウントに切り替えたときにも発生します。

原因

この問題は、 すべてのクライアントで Office ストアをオフにして、職場または学校アカウントの Office アドインのインストールをブロックしている場合に発生します。 ただし、この方法では、ユーザーが MSA を使用して作成するファイルで Office アドインを使用することはできません。

解決方法

Office アドインの使用をブロックするには、管理対象 アプリのアプリ構成ポリシー で基本設定を設定します。 このメソッドは、マネージド デバイスとアンマネージド デバイスの両方で使用できます。

注:

  • Office アプリ (Word、Excel、PowerPoint) がIntuneによって管理され、Intuneアプリ保護ポリシーで構成されていることを確認します。
  • iOS バージョン 2.60 以降の Office アプリでは、次のキーを使用できます。
  • Office ストアからのアドインのみをブロックするには、次のキーを 1 に設定します。

    com.microsoft.office.OfficeWebAddinDisableOMEXCatalog

  • Office ストアとサイドロードされたアドインからすべてのアドインをブロックするには、次のキーを 1 に設定します。

    com.microsoft.office.OfficeWebAddinDisableAllCatalogs