Attributes プロパティ
ファイルまたはフォルダーの属性を設定または返します。 属性に応じて、読み取り/書き込みまたは読み取り専用。
構文
オブジェクト。属性 [= newattributes ]
Attributes プロパティには、次の 3 つの指定項目があります。
パーツ | 説明 |
---|---|
object | 必須です。 常に File オブジェクトまたは Folder オブジェクトの名前を 指定 します。 |
newattributes | オプション。 指定した場合、newattributes が、指定した object の属性の新しい値になります。 |
Settings
newattributes 引数には、次のいずれかの値または次の値の任意の論理組み合わせを指定できます。
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
Normal | 0 | 標準のファイル。 属性は設定されません。 |
ReadOnly | 1 | 読み取り専用ファイル。 属性は、読み取り/書き込み可能です。 |
Hidden | 2 | 隠しファイル。 属性は、読み取り/書き込み可能です。 |
System | 4 | システム ファイル。 属性は、読み取り/書き込み可能です。 |
Volume | 8 | ディスク ドライブのボリューム ラベル。 属性は読み取り専用です。 |
Directory | 16 | フォルダーまたはディレクトリ。 属性は読み取り専用です。 |
Archive | 32 | 前回のバックアップ以降に変更されているファイル。 属性は、読み取り/書き込み可能です。 |
Alias | 1024 | リンクまたはショートカット。 属性は読み取り専用です。 |
Compressed | 2048 | 圧縮ファイル。 属性は読み取り専用です。 |
注釈
次のコードは、 Attributes プロパティをファイルと共に使用する方法を示しています。
Sub SetClearArchiveBit(filespec)
Dim fs, f, r
Set fs = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set f = fs.GetFile(fs.GetFileName(filespec))
If f.attributes and 32 Then
r = MsgBox("The Archive bit is set, do you want to clear it?", vbYesNo, "Set/Clear Archive Bit")
If r = vbYes Then
f.attributes = f.attributes - 32
MsgBox "Archive bit is cleared."
Else
MsgBox "Archive bit remains set."
End If
Else
r = MsgBox("The Archive bit is not set. Do you want to set it?", vbYesNo, "Set/Clear Archive Bit")
If r = vbYes Then
f.attributes = f.attributes + 32
MsgBox "Archive bit is set."
Else
MsgBox "Archive bit remains clear."
End If
End If
End Sub
関連項目
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