Column プロパティ (Microsoft Forms)
ListBox または ComboBox 内の 1 つ以上の項目を指定します。
構文
オブジェクト。Column(column, row) [= Variant ]
Column プロパティの構文には、次の指定項目があります。
パーツ | 説明 |
---|---|
object | 必須です。 有効なオブジェクトを指定します。 |
column | 省略可能。 0 から列の総数 -1 までの範囲の整数を指定します。 |
row | 省略可能。 0 から行の総数 -1 までの範囲の整数を指定します。 |
Variant | オプション。 ListBox または ComboBox に読み込む単一の値、値の列、または 2 次元配列を指定します。 |
設定
Column プロパティで列と行の両方を指定すると、特定の項目を設定したり、特定の項目の値を取得できます。
Column プロパティで列だけを指定すると、現在選択されている行で指定した列の項目を設定するか、またはその項目の値を取得できます。 たとえば MyListBox.Column (3) では、MyListBox の 3 番目の列を読み書きします。
Column は、カーソルから Variant を取得します。 Variant の値が組み込みカーソルから提供される場合 (AddItem メソッドを使用する場合など)、値は文字列になります。 Variant の値が外部カーソルから提供される場合、データに関連付けられた書式設定は Variant に含まれません。
注釈
[列] を使用して、コンボ ボックスまたはリスト ボックスの内容をテキスト ボックスなどの別のコントロールに割り当てます。 たとえば、テキスト ボックスの ControlSource プロパティを、リスト ボックスの 2 列目の値に設定できます。 コンボ ボックスまたはリスト ボックスの列を参照するときに、ユーザーが何も選択しないと、Column の設定値は Null になります。 この状態は、IsNull 関数を使用して確認できます。
Column を使用して、値の 2 次元配列全体をコントロールにコピーすることもできます。 この構文を使用すると、AddItem を使用してリストの要素を 1 つずつ読み込むよりも迅速に、選択肢のリストを読み込むことができます。
注:
2 次元配列からデータをコピーする場合、 Column はコントロール内の配列の内容を入れ替えて、ListBox1.Column( X, Y ) の内容が MyArray( Y, X ) と同じになるようにします。 また、List を使用して、行と列を入れ替えずに配列をコピーすることもできます。
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。