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MouseMove イベント

  • [アーティクル]

ユーザーがマウスを動かしたときに発生します。

構文

MultiPage、TabStrip: Private Subobject _MouseMove(indexAs Long、 ByValButtonAs fmButton、 ByValShiftAs fmShiftState、 ByValXAs Single、 ByValY AsSingle)

その他のコントロールの場合: Private Subオブジェクト _MouseMove( ByValButtonAs fmButton, ByValShiftAs fmShiftState, ByValXAs Single, ByValYAs Single)

MouseMove イベントの構文には、次の指定項目があります。

パーツ 説明
object 必須。 有効なオブジェクト名です。
index 必須です。 このイベントに関連付けられている MultiPage または TabStrip 内のページまたはタブのインデックス。
Button 必須。 マウス ボタンの状態を表す整数値。
Shift 必須。 Shift キー、Ctrl キー、および Alt キーの状態を指定します。
X, Y 必須。 コントロールの左端または上端からの水平位置または垂直位置をポイント数で指定します。

Settings

index 引数は、クリックされたページまたはタブを示します。 - 1 は、ユーザーがページまたはタブをクリックしなかったことを示します。

Button の設定値は次のとおりです。

値 説明
0 どのボタンも押されていません。
1 左ボタンが押されています。
2 右ボタンが押されています。
3 右ボタンと左ボタンが押されています。
4 中央ボタンが押されています。
5 中央ボタンと左ボタンが押されています。
6 中央ボタンと右ボタンが押されています。
7 3 つのボタンがすべて押されています。

Shift の設定値は次のとおりです。

値 説明
1 Shift キーが押されました。
2 Ctrl キーが押されました。
3 Shift キーと Ctrl キーが押されました。
4 Alt キーが押されました。
5 Alt キーと Shift キーが押されました。
6 Alt キーと Ctrl キーが押されました。
7 Alt キー、Shift キー、Ctrl キーの 3 つが押されました。

補助キーの状態を個別に調べるには、次の定数を使用します。

定数 値 説明
fmShiftMask 1 Shift キーの検出をマスクします。
fmCtrlMask 2 Ctrl キーの検出をマスクします。
fmAltMask 4 Alt キーの検出をマスクします。

注釈

MouseMove イベントは、フォーム、フォーム上のコントロール、およびラベルに適用されます。

MouseMove イベントは、マウス ポインターがオブジェクト間で移動するときに連続的に発生します。 別のオブジェクトがマウスをキャプチャしていない限り、あるオブジェクトの境界線内にマウスが移動すると、そのオブジェクトが MouseMove イベントを認識します。

マウスが静止している場合でも、フォームを移動すると、MouseMove イベントが発生します。 マウス ポインターの下にあるフォームを移動すると、MouseMove イベントが発生します。 MouseMove イベントに応答する形でマクロやイベント プロシージャでフォームを移動する場合、MouseMove イベントが連続的に (連鎖的に) 発生する可能性することがあります。

2 つのコントロールが近接している場合、その間の領域上でマウス ポインターをすばやく動かすと、そこでは MouseMove イベントが発生しないことがあります。 このようなときは、両方のコントロールで MouseMove イベントに応答する必要があります。

Button 引数で返される値を使用して、マウス ボタンの状態を識別します。

Shift 引数を使用すると、MouseMove イベントが発生したときの Shift キー、Ctrl キー、および Alt キーの状態を知ることができます。 たとえば、Ctrl キーと Alt キーが押された場合、Shift の値は 6 となります。

注:

MouseDown イベント プロシージャと MouseUp イベント プロシージャを使用して、マウス ボタンを押したり離したりすることによって発生するイベントに応答します。

関連項目

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