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フォーム上のコントロール間の移動時にデータの誤消去を回避する

フォーム内で Tab キーを使用してテキスト ボックスやメモ型フィールド間を移動すると、移動先のコントロール内でテキストが選択された状態になります。 この動作のままでは、ユーザーが何かキーを押したためにコントロール内のテキストを誤って削除してしまうことが簡単に起きてしまいます。 カーソル位置をテキスト ボックス内の先頭に移動するための数行のコードを追加することで、テキストを誤って削除してしまう危険性を最小限に抑えることができます。

これを行うには、テキスト ボックスの GotFocus イベントに対するプロシージャを作成します。 GotFocus イベント プロシージャで、テキスト ボックスの SelLength プロパティをその SelStart プロパティに設定します。

次の例は、 txtFirstName という名前のテキスト ボックスに対してこれを行う方法を示します。

Private Sub txtFirstName_GotFocus() 
 
    Me.txtFirstName.SelLength = Me.txtFirstName.SelStart 
 
End Sub

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