Form.ShortcutMenu プロパティ (Access)

ShortcutMenu プロパティを使用して、フォーム上のオブジェクトを右クリックしたときにショートカット メニューを表示するかどうかを指定します。 たとえば、ショートカット メニューを無効にして、フォームのショートカット メニューのフィルター処理コマンドのいずれかを使用して、ユーザーがフォームの基になるレコード ソースを変更できないようにすることができます。 読み取り/書き込みが可能な Boolean です。

構文

ShortcutMenu

expressionForm オブジェクトを表す変数です。

注釈

既定値は True です。

このプロパティは、フォームとそのコントロールのショートカット メニューの表示を制御します。 "ShortcutMenu/ショートカット メニュー" プロパティが False に設定されると、フォームまたはフォームのコントロールでマウスの右ボタンをクリックしても、ショートカット メニューは表示されません。

ウィザードを開発している場合は、ウィザード フォームのショートカット メニューを非表示にして、ユーザーが表示または使用できないようにすることができます。 特に、選択肢を表示するフォームの場合は、ショートカット メニューを非表示にしておくことが重要です。 たとえば、Northwind サンプル データベースのスタートアップ フォームの ShortcutMenu プロパティは、No に設定されています。 このため、ユーザーはフォームやフォームのコントロールのショートカット メニューを表示できません。

次の例では、 Invoice フォームとそのコントロールのショートカット メニューを無効にします。

Forms!Invoice.ShortcutMenu = False

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。