Image.SizeMode プロパティ (Access)

SizeMode プロパティを使用して、バインドされたオブジェクト フレーム、バインドされていないオブジェクト フレーム、またはイメージ コントロール内の画像またはその他のオブジェクトのサイズを設定する方法を指定します。

構文

SizeMode

Image オブジェクトを表す変数。

注釈

"SizeMode/OLE サイズ" プロパティの設定値は次のとおりです。

Setting Visual Basic 説明
Clip/クリップ acOLESizeClip (既定値)オブジェクトを実際のサイズで表示します。 オブジェクトがコントロールよりも大きい場合、そのイメージはコントロールの境界線によって右と下にクリップされます。
Stretch/ストレッチ acOLESizeStretch コントロールのサイズに合わせてオブジェクトを拡大または縮小します。 この設定値を使用すると、オブジェクトの縦横の比率が変化する可能性があります。
Zoom/ズーム acOLESizeZoom オブジェクトの縦横の比率を変更せずに、サイズを調整してオブジェクト全体を表示します。 この設定値を使用すると、コントロールのサイズを変更したときに、コントロールに余白が表示される可能性があります。

表示速度を高めるには、[Clip/クリップ] を設定してください。 横棒グラフと線グラフの場合は、[Stretch] 設定を使用します。サイズ調整は必要ありません。 ただし、円や写真の場合は、[Stretch/ストレッチ] を設定するとゆがみが生じることがあります。

次の例では、 OLE1 という名前のバインドされていないオブジェクト フレームを使用して、リンクされた OLE オブジェクトを作成し、ユーザーがコマンド ボタンを選択したときにオブジェクトの内容全体を表示するようにコントロールのサイズを設定します。

Sub Command1_Click 
 OLE1.Class = "Excel.Sheet" ' Set class name. 
 ' Specify type of object. 
 OLE1.OLETypeAllowed = acOLELinked 
 ' Specify source file. 
 OLE1.SourceDoc = "C:\Excel\Oletext.xls" 
 ' Specify data to create link to. 
 OLE1.SourceItem = "R1C1:R5C5" 
 ' Create linked object. 
 OLE1.Action = acOLECreateLink 
 ' Adjust control size. 
 OLE1.SizeMode = acOLESizeZoom 
End Sub

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