次の方法で共有


Properties オブジェクト (Access)

Properties コレクションには、開いているフォーム、レポート、またはコントロールのインスタンス内のすべての組み込みプロパティが含まれています。 これらのプロパティにより、オブジェクトのインスタンスに固有の属性が割り当てられます。

注釈

Visual Basic または式の Properties コレクションを使用して、現在開いているフォームまたはレポートのフォーム、レポート、またはコントロール のプロパティを参照します。

オブジェクトの Properties コレクションを使用して、オブジェクトの組み込みプロパティを列挙します。 この操作を行うために、既存のプロパティの種類または属性 ("Name/名前" プロパティおよび Value プロパティ) をあらかじめ知っている必要はありません。

注:

[!メモ] 組み込みプロパティの他に、ユーザー定義のプロパティを独自に作成して追加することもできます。 オブジェクトの既存のインスタンスにユーザー定義のプロパティを追加する方法については、 AccessObjectProperties コレクション、および Add メソッドのトピックを参照してください。

次の使用例では、Forms コレクションを列挙し、Forms コレクションで開いているフォームの名前を出力します。 その後、各フォームの Properties コレクションを列挙して、プロパティおよび値の名前を出力します。

Sub AllOpenForms() 
 Dim frm As Form, prp As Property 
 
 ' Enumerate Forms collection. 
 For Each frm In Forms 
 ' Print name of form. 
 Debug.Print frm.Name 
 ' Enumerate Properties collection of each form. 
 For Each prp In frm.Properties 
 ' Print name of each property. 
 Debug.Print prp.Name; " = "; prp.Value 
 Next prp 
 Next frm 
End Sub

プロパティ

関連項目

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。