Report.Name プロパティ (Access)

Name プロパティを使用して、オブジェクトの名前を識別する文字列式を指定または決定します。 読み取り/書き込みが可能な String です。

構文

式。名前

式Report オブジェクトを表す変数。

注釈

名前は、Microsoft Office Access の名前付け規則に従っている必要があります。 Access オブジェクトの場合、名前の長は最大 64 文字です。 コントロールでは、最大 255 文字となります。

新規作成したオブジェクトの既定の名前は、オブジェクト名に固有の整数値を付加したものです。 たとえば、最初に新規作成したフォームの名前は "フォーム1"、2 番目に新規作成したフォームは "フォーム2" になり、以下同様に名前が付けられます。 フォームには、他のシステム オブジェクト ( Screen オブジェクトなど) と同じ名前を付けることはできません。

非連結コントロールの既定の名前は、コントロール型に固有の整数値を付加したものです。 たとえば、フォームに追加する最初のコントロールがテキスト ボックスの場合、 Name プロパティの設定は Text1 です。

連結コントロールの既定の名前は、基になるデータ ソースのフィールド名になります。 フィールド リストからフィールドをドラッグしてコントロールを作成した場合、フィールドの " FieldName /フィールド名 " プロパティの設定値がコントロールの " Name /名前" プロパティにコピーされます。

コントロールやセクションに "Form" や "Report" という名前を付けることはできません。

同じフォーム、レポート、またはデータ アクセス ページのコントロールには同じ名前を付けることはできませんが、異なるフォーム、レポート、またはデータ アクセス ページのコントロールには同じ名前を付けることができます。 また、同じフォームのコントロールとセクションに同じ名前を付けることはできません。

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