Screen オブジェクト (Access)
Screen オブジェクトは、現在フォーカスがある特定のフォーム、レポート、またはコントロールを参照するときに使用します。
Screen オブジェクトとそのプロパティを使用して、フォーカスのある特定のフォーム、レポート、またはコントロールを参照します。
たとえば、 Screen オブジェクトと ActiveForm プロパティを使用すると、フォームの名前を知らなくても、アクティブ ウィンドウのフォームを参照することができます。 次の例では、作業中のウィンドウにフォームの名前を表示します。
MsgBox Screen.ActiveForm.Name
Screen オブジェクトを参照しても、フォーム、レポート、またはコントロールはアクティブにはなりません。 フォーム、レポート、またはコントロールをアクティブにするには、 DoCmd オブジェクトの SelectObject メソッドを使用します。
アクティブなフォーム、レポート、またはコントロールがない場合に Screen オブジェクトを参照すると、実行時エラーになります。 たとえば、標準モジュールがアクティブ ウィンドウにある場合、前の例のコードはエラーになります。
次の例では、 Screen オブジェクトを使用して、作業中のウィンドウ内のフォームの名前と、そのフォーム上のアクティブなコントロールの名前を印刷します。
Sub ActiveObjects()
Dim frm As Form, ctl As Control
' Return Form object pointing to active form.
Set frm = Screen.ActiveForm
MsgBox frm.Name & " is the active form."
' Return Control object pointing to active control.
Set ctl = Screen.ActiveControl
MsgBox ctl.Name & " is the active control " _
& "on this form."
End Sub
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