TextBox.RunningSum プロパティ (Access)

RunningSum プロパティを使用して、レポート内のレコードごとの合計またはグループごとの合計を計算します。 読み取り/書き込みの バイト です。

構文

RunningSum

TextBox オブジェクトを表す変数。

注釈

"RunningSum/集計実行" プロパティは、レポートのテキスト ボックスに合計を表示するかどうか、およびデータを集計する範囲を示します。 たとえば、月ごとにデータを集計して、各月の売上合計をグループ フッターに表示することができます。 売上の合計を示すテキスト ボックスをフッターに追加し、 RunningSum プロパティを Over All に設定することで、レポート全体の累積売上の合計 (1 月の売上、1 月の売上、2 月フッターの 2 月の売上など) を表示できます。

"RunningSum/集計実行" プロパティの設定値は次のとおりです。

Setting Visual Basic 説明
いいえ 0 テキスト ボックスにはカレント レコードの基になるフィールドのデータが表示されます。(既定値)
Over Group/グループ全体 1 テキスト ボックスには、同じグループ レベルの値の、現在の行までの合計が表示されます。 値は、次の上位のグループ レベルのセクションに移るまで集計されます。
Over All/全体 2 テキスト ボックスには、同じグループ レベルの、現在の行までの合計が表示されます。 値は、レポートの最後まで集計されます。

注:

[!メモ] " RunningSum /集計実行" プロパティはレポートのテキスト ボックスにのみ適用されます。

レコード単位の合計を計算するには、詳細セクションにテキスト ボックスを配置します。 たとえば、レポートの詳細セクションに表示されるレコードに番号を付けるには、テキスト ボックスの " ControlSource /コントロールソース" プロパティを "=1" に設定し、" RunningSum /集計実行" プロパティを [Over Group/グループ全体] に設定します。

グループ単位の合計を計算するには、テキスト ボックスをグループ ヘッダーまたはグループ フッターに配置します。

レポートでは、10 レベルまでグループをネストできます。

次の例では、SalesTotal という名前のテキスト ボックスの RunningSum プロパティを 2 (Over All) に設定します。

Reports!rptSales!SalesTotal.RunningSum = 2

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