Application.ActiveCell プロパティ (Excel)
アクティブウィンドウ(一番上のウィンドウ)または指定されたウィンドウ内のアクティブセルを表すRangeオブジェクトを返します。 ウィンドウに表示されているワークシートが表示されていない場合は、このプロパティは失敗します。 読み取り専用です。
構文
expression.ActiveCell
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
解説
対象となるオブジェクトを指定しない場合は、アクティブ ウィンドウのアクティブ セルが返されます。
アクティブ セルと選択範囲を慎重に区別してください。 アクティブ セルとは、現在の選択範囲内にある 1 つのセルです。 選択範囲には複数のセルが含まれている可能性がありますが、アクティブ セルは 1 つのみです。
次に示す式はいずれもすべて同じアクティブ セルを表しています。
ActiveCell
Application.ActiveCell
ActiveWindow.ActiveCell
Application.ActiveWindow.ActiveCell
例
この例では、メッセージ ボックスにアクティブ セルの値を表示します。 アクティブ シートでない場合、ActiveCell プロパティは失敗するので、ActiveCell プロパティを使用する前に、Sheet1 をアクティブにしておきます。
Worksheets("Sheet1").Activate
MsgBox ActiveCell.Value
この例は、アクティブ セルのフォントの設定を変更します。
Worksheets("Sheet1").Activate
With ActiveCell.Font
.Bold = True
.Italic = True
End With
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。