Application.MacroOptions メソッド (Excel)

[マクロ オプション] ダイアログ ボックスに対応するオプションを指定します。 また、このメソッドを使用して、[ 関数の挿入 ] ダイアログ ボックス内の組み込みまたは新しいカテゴリのユーザー定義関数 (UDF) を表示することもできます。

構文

式。MacroOptions (マクロ、 説明、 HasMenu、 MenuText、 HasShortcutKey、 ShortcutKey、 Category、 StatusBar、 HelpContextID、 HelpFile、 ArgumentDescriptions)

expressionApplication オブジェクトを 表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
Macro	省略可能	バリアント型 (Variant)	マクロ名またはユーザー定義関数 (UDF) の名前。
説明	省略可能	バリアント型 (Variant)	マクロの説明を指定します。
HasMenu	省略可能	バリアント型 (Variant)	この引数は無視されます。
MenuText	省略可能	バリアント型 (Variant)	この引数は無視されます。
HasShortcutKey	省略可能	バリアント型 (Variant)	True を指定 してマクロにショートカット キーを割り当てます (ShortcutKey も指定する必要があります)。 この引数が False の場合、ショートカット キーはマクロに割り当てされません。 マクロに既にショートカット キーがある場合、この引数を False に設定すると、ショートカット キーが削除されます。 既定値は False です。
ShortcutKey	省略可能	バリアント型 (Variant)	HasShortcutKey が True の場合は必須。それ以外の場合は無視されます。 ショートカット キー。
Category	省略可能	バリアント型 (Variant)	既存のマクロ関数の分類 (財務、日付/時刻、ユーザー定義など) を示す整数値を指定します。 組み込みの各分類に対して割り当てられている整数値の一覧については、「備考」を参照してください。 You can also specify a string for a custom category. 文字列を指定すると、[ 関数の挿入 ] ダイアログ ボックスに表示されるカテゴリ名として扱われます。 If the category name has never been used, a new category is defined with that name. 組み込み名と同じカテゴリ名を使用する場合 (「解説」セクションの一覧を参照)、Excel はユーザー定義関数をその組み込みカテゴリにマップします。
StatusBar	省略可能	バリアント型 (Variant)	マクロ実行時に表示されるステータス バー テキストを指定します。
HelpContextID	省略可能	バリアント型 (Variant)	マクロに登録するヘルプ トピックのコンテキスト ID を、整数で指定します。
HelpFile	省略可能	バリアント型 (Variant)	HelpContextId によって定義されたヘルプ トピックを含むヘルプ ファイルの名前。
ArgumentDescriptions	省略可能	Array	[関数の引数] ダイアログ ボックスに表示される、UDF への引数の説明が含まれる 1 次元配列。

注釈

Category パラメーターで使用できる整数値とそれに対応する組み込みの分類の一覧を次の表に示します。

整数	カテゴリ
1	財務
2	日付/時刻
3	数学/三角
4	統計
5	検索/行列
6	データベース
7	文字列操作
8	論理
9	情報
10	コマンド
11	ユーザー設定
12	マクロ制御
13	DDE/外部
14	ユーザー定義
15	1 番目のユーザー設定の分類
16	2 番目のユーザー設定の分類
17	3 番目のユーザー設定の分類
18	4 番目のユーザー設定の分類
19	5 番目のユーザー設定の分類
20	6 番目のユーザー設定の分類
21	7 番目のユーザー設定の分類
22	8 番目のユーザー設定の分類
23	9 番目のユーザー設定の分類
24	10 番目のユーザー設定の分類
25	11 番目のユーザー設定の分類
26	12 番目のユーザー設定の分類
27	13 番目のユーザー設定の分類
28	14 番目のユーザー設定の分類
29	15 番目のユーザー設定の分類
30	16 番目のユーザー設定の分類
31	17 番目のユーザー設定の分類
32	18 番目のユーザー設定の分類

例

次の使用例は、TestMacro というユーザー定義マクロを My Custom Category という名前のカスタム カテゴリに追加します。 この例を実行すると、[関数の挿入] ダイアログ ボックスの [カテゴリの選択] ドロップダウン リストに、TestMacro ユーザー定義関数を含むマイ カスタム カテゴリが表示されます。

Function TestMacro() 
    MsgBox ActiveWorkbook.Name 
End Function 
 
Sub AddUDFToCustomCategory() 
    Application.MacroOptions Macro:="TestMacro", Category:="My Custom Category" 
End Sub

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