PivotTable.VisualTotals プロパティ (Excel)

True (既定) では、ビューからアイテムが非表示にされた後で、オンライン分析処理 (OLAP) ピボットテーブルの再合計が有効になります。 取得/設定が可能な Boolean 値です。

構文

Visualtotals

ピボットテーブル オブジェクトを表す変数。

注釈

OLAP 以外のピボットテーブルでは、アイテムを非表示すると、ピボットテーブルに表示されているアイテムのみを反映するように合計が再計算されます。 OLAP ピボットテーブルでは、合計はサーバーで計算されるため、ピボットテーブル ビューでアイテムが非表示であっても影響を受けません。 ただし、OLAP ピボットテーブルの VisualTotals プロパティが False に設定されている場合、OLAP ピボットテーブルの結果は OLAP ピボットテーブル以外の結果と一致します。

OLAP ピボットテーブルでは、VisualTotals プロパティが True (既定値) に設定されている場合、上記の非 OLAP ピボットテーブルについての説明と同じように動作します。

VisualTotals プロパティは、新しいピボットテーブルについてはすべて True を返します。 ただし、現在のバージョンの Microsoft Excel でブックを開き、以前のバージョンの Excel でピボットテーブルが作成されていた場合、 VisualTotals プロパティは False を返します

注:

以前に作成したすべてのピボットテーブルには、ユーザーが変更しない限り、 VisualTotals プロパティが既定で False に設定されていますが、新しく作成されたすべてのピボットテーブルの 場合、VisualTotals プロパティは True に設定されます。

次の使用例は、OLAP ピボットテーブルでアイテムが非表示になった後にリト集計を実行できるかどうかを判断し、ユーザーに通知します。 次の使用例では、アクティブ ワークシートにピボットテーブルがあるものとします。

Sub CheckVisualTotals() 
 
 Dim pvtTable As PivotTable 
 
 Set pvtTable = ActiveSheet.PivotTables(1) 
 
 ' Determine if visual totals is enabled for OLAP PivotTables. 
 If pvtTable.VisualTotals = True Then 
 MsgBox "Ability enabled to re-total after an item " & _ 
 "has been hidden from view." 
 Else 
 MsgBox "Unable to re-total items not hidden from view." 
 End If 
 
End Sub

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