Range.AddressLocal プロパティ (Excel)
ユーザーの言語で指定した範囲の範囲参照を返します。 読み取りのみ可能な String 値です。
構文
式。AddressLocal (RowAbsolute、 ColumnAbsolute、 ReferenceStyle、 External、 RelativeTo)
expression は Range オブジェクトを表す変数です。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
RowAbsolute | Optional | Variant | 行部分の参照を絶対参照として返すには、 True を指定します。 既定値は True です。 |
ColumnAbsolute | Optional | Variant | 列部分の参照を絶対参照として返すには、 True を指定します。 既定値は True です。 |
ReferenceStyle | 省略可能 | XlReferenceStyle | A1 または R1C1 の参照形式を XlReferenceStyle クラスの定数のいずれかで指定します。 |
外部 | Optional | Variant | 外部参照を返すには、 True を指定します。 ローカル参照を返すには、 False を指定します。 既定値は False です。 |
RelativeTo | Optional | バリアント型 | RowAbsolute と ColumnAbsolute の両方が False に設定され、ReferenceStyle が xlR1C1 に設定されている場合は、相対参照の開始点を含める必要があります。 この引数は、参照の開始点を定義する Range オブジェクトです。 |
注釈
参照に複数のセルが含まれている場合は、引数 RowAbsolute と引数 ColumnAbsolute にはすべての行と列がそれぞれ適用されます。
例
この例は、米国英語のサポートを使用して作成された後、ドイツ語のサポートを使用して実行されたとします。 この使用例は、コメントに示された文字列を表示します。
Set mc = Worksheets(1).Cells(1, 1)
MsgBox mc.AddressLocal() ' $A$1
MsgBox mc.AddressLocal(RowAbsolute:=False) ' $A1
MsgBox mc.AddressLocal(ReferenceStyle:=xlR1C1) ' Z1S1
MsgBox mc.AddressLocal(ReferenceStyle:=xlR1C1, _
RowAbsolute:=False, _
ColumnAbsolute:=False, _
RelativeTo:=Worksheets(1).Cells(3, 3)) ' Z(-2)S(-2)
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