Range.Cells プロパティ (Excel)
指定した範囲のセルを表すRangeオブジェクトを返します。
注:
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構文
式.セル
expression は Range オブジェクトを表す変数です。
注釈
戻り値は、単一のセルで構成される Range です。そしてそれにより、2 つのパラメーターを含む Item のバージョンを使用し、単一のセルで For Each
ループを繰り返すことができます。
Range の既定のメンバーではパラメーターを使用して Item プロパティの呼び出しを転送するため、Item の明示的な呼び出しの代わりに、セル キーワードの後に続けて行および列のインデックスを指定できます。
オブジェクト修飾子を指定せずにセル を使用するのと、ActiveSheet.Cells を使用するのは同じです。
例
この例では、アクティブなブックの Sheet1 上のセル B2:D6 に斜体のフォント スタイルを設定します。
With Worksheets("Sheet1").Range("B2:Z100")
.Range(.Cells(1, 1), .Cells(5, 3)).Font.Italic = True
End With
この例では、myRangeという名前のデータ列をスキャンします。 セルの値が 1 つ上のセルの値と同じ場合は、その例は重複するデータを含むセルのアドレスを表示します。
Set r = Range("myRange")
For n = 2 To r.Rows.Count
If r.Cells(n-1, 1) = r.Cells(n, 1) Then
MsgBox "Duplicate data in " & r.Cells(n, 1).Address
End If
Next
この例では、セル により アイテム メンバーの動作が変化するしくみを説明します。
Public Sub PrintRangeAdresses
Dim columnsRange As Excel.Range
Set columnsRange = ThisWorkBook.Worksheets("exampleSheet").Range("B2:Z100").Columns
Debug.Print columnsRange.Item(2).Address 'Prints "$C$2:$C$100"
Debug.Print columnsRange.Cells.Item(2).Address 'Prints "$C$2"
Debug.Print columnsRange.Cells.Item(2,1).Address 'Prints "$B$3"
End Sub
この例では、セル により Enumeration の動作が変化するしくみを説明します。
Public Sub PrintAllRangeAdresses
Dim columnsRange As Excel.Range
Set columnsRange = ThisWorkBook.Worksheets("exampleSheet").Range("B2:C3").Columns
Dim columnRange As Excel.Range
For Each columnRange In columnsRange
Debug.Print columnRange.Address 'Prints "$B$2:$B$3", "$C$2:$C$3"
Next
Dim cell As Excel.Range
For Each cell In columnsRange.Cells
Debug.Print cell.Address 'Prints "$B$2", "$C$2", "$B$3", "$C$3"
Next
End Sub
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