Range.CreateNames メソッド (Excel)

  • [アーティクル]

シートの対象セル範囲内の文字列を使って、その指定された範囲の名前を作成します。

構文

式。CreateNames (上、 左、 下、 右)

expression は Range オブジェクトを表す変数です。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Top 省略可能 バリアント型 (Variant) 先頭行のラベルを使用して名前を作成するには、 True を設定します。 既定値は False です。
Left 省略可能 バリアント型 (Variant) 左端列のラベルを使用して名前を作成するには、 True を設定します。 既定値は False です。
Bottom 省略可能 バリアント型 (Variant) 最下行のラベルを使用して名前を作成するには、 True を設定します。 既定値は False です。
Right 省略可能 バリアント型 (Variant) 右端列のラベルを使用して名前を作成するには、 True を設定します。 既定値は False です。

戻り値

バリアント型

注釈

Top、Left、Bottom、Right のいずれかを指定しない場合、Microsoft Excel は、指定した範囲の図形に基づいてテキスト ラベルの場所を推測します。

例

次の使用例は、セル範囲 A1:A3 の各セルの文字列を使って、セル範囲 B1:B3 の各セルに名前を付けます。 名前が付けられるのはセル範囲 B1:B3 のセルだけですが、名前の基になる文字列が入力されているセルも範囲に含めて指定する必要があります。

Set rangeToName = Worksheets("Sheet1").Range("A1:B3") 
rangeToName.CreateNames Left:=True

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