次の方法で共有


Range.FormulaLocal プロパティ (Excel)

指定したオブジェクトの数式を A1 参照形式で、コード実行時の言語で示します。 値の取得と設定が可能なバリアント型 (Variant) の値です。

構文

FormulaLocal

expressionRange オブジェクトを表す変数です。

注釈

セルに定数が含まれている場合、その定数がそのまま返されます。 セルが空の場合、空の文字列が返されます。 セルに数式が含まれるときには、数式バーの表示と同じ形式の文字列で (等号も付加されます)、その数式が返されます。

セルの値や数式を日付に設定すると、そのセルが日付や時刻の書式になっているかどうかが確認されます。 日付や時刻の書式になっていないときは、既定の日付の形式に変更されます。

対象セル範囲が 1 次元または 2 次元のセル範囲のときは、同じ次元を持つ Visual Basic の配列から各セルの数式を設定できます。 同様に、各セルの数式を Visual Basic の配列に代入することもできます。

セル範囲に対して数式を設定すると、範囲内のすべてのセルに同じ数式が設定されます。

次の使用例は、メッセージ ボックスに数式 =SUMME(A1:A10) を表示します。 日本語版の Excel でワークシートのセル A11 に数式 =SUM(A1:A10) を入力し、ドイツ語版の Excel でブックを開いて実行するものとします。

MsgBox Worksheets(1).Range("A11").FormulaLocal

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。