Range.FormulaR1C1 プロパティ (Excel)

指定されたオブジェクトの数式を R1C1 参照形式で、コード実行時の言語で取得または設定します。 値の取得と設定が可能なバリアント型 (Variant) の値です。

構文

expression.FormulaR1C1

expressionRange オブジェクトを表す変数です。

注釈

セルに定数が含まれているときには、その定数がそのまま返されます。 セルが空のときには、空の文字列が返されます。 セルに数式が含まれるときには、数式バーの表示と同じ形式の文字列で (等号も付加されます)、その数式が返されます。

セルの値や数式を日付に設定すると、そのセルが日付や時刻の書式になっているかどうかが確認されます。 日付や時刻の書式になっていないときは、既定の日付の形式に変更されます。

対象セル範囲が 1 次元または 2 次元のセル範囲のときは、同じ次元を持つ Visual Basic の配列から各セルの数式を設定できます。 同様に、各セルの数式を Visual Basic の配列に代入することもできます。

セル範囲に対して数式を設定すると、範囲内のすべてのセルに同じ数式が設定されます。

次の使用例は、シート 1 のセル B1 に数式を設定します。

Worksheets("Sheet1").Range("B1").FormulaR1C1 = "=SQRT(R1C1)"

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