Scenarios オブジェクト (Excel)
指定したワークシート上のすべての Scenario オブジェクトのコレクション。
シナリオは、名前と保存された入力値のグループ ( 変更セルと呼ばれます) です。
Worksheet オブジェクトの Scenarios メソッドを使用して、Scenarios コレクションを返します。
次の例では、結果のセルとしてセル J10 と J20 を使用して、Options という名前のワークシートのシナリオの概要を作成します。
Worksheets("options").Scenarios.CreateSummary _
resultCells:=Worksheets("options").Range("j10,j20")
Add メソッドを使用して新しいシナリオを作成し、コレクションに追加します。 次の例では、標準という名前の新しいシナリオを Options という名前のワークシートに追加します。 新しいシナリオには A2 と A12 という 2 つの変化させるセルがあり、値はそれぞれ 55 と 60 です。
Worksheets("options").Scenarios.Add name:="Typical", _
changingCells:=Worksheets("options").Range("A2,A12"), _
values:=Array("55", "60")
1 つのScenario オブジェクトを返すには、シナリオ (インデックス) を使用します。index はシナリオ名またはインデックス番号です。 次の例は、ワークシートの [オプション] という名前の [標準] という名前のシナリオを示しています。
Worksheets("options").Scenarios("typical").Show
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