Validation.Add メソッド (Excel)
指定した範囲にデータの入力規則を追加します。
構文
式。追加 (型、 AlertStyle、 演算子、 数式 1、 数式 2)
式Validation オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
型 | 必須 | XlDVType | 入力規則の種類を指定します。 |
AlertStyle | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 入力規則でのエラーのスタイルを指定します。 XlDVAlertStyle クラスの定数は、xlValidAlertInformation、xlValidAlertStop、または xlValidAlertWarning のいずれかです。 |
演算子 | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | データ入力規則の演算子を指定します。 xlBetween、xlEqual、xlGreater、xlGreaterEqual、xlLess、xlLessEqual、xlNotBetween、xlNotEqual のいずれかの定数を指定できます。 |
Formula1 | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | データ入力規則での条件式の最初の部分を指定します。 値は 255 文字を超えてはいけません。 |
Formula2 | 省略可能 | バリアント型 | Operator が xlBetween または xlNotBetween の場合のデータ検証式の 2 番目の部分 (それ以外の場合は、この引数は無視されます)。 |
注釈
次の表に示すとおり、Add メソッドに必要な引数は、入力規則の種類によって異なります。
入力規則の種類 | 引数 |
---|---|
xlValidateCustom | Formula1 が必須です。Formula2 は無視されます。 データ入力が有効な場合、Formula1 には True に評価される式を含める必要があります。データ入力が無効な場合は False に評価される式を含める必要があります。 |
xlInputOnly | 引数 AlertStyle、Formula1、または Formula2 が使用されます。 |
xlValidateList | Formula1 が必須です。Formula2 は無視されます。 Formula1 には、値のコンマ区切りリストか、このリストへのワークシート参照を含める必要があります。 |
xlValidateWholeNumber、xlValidateDate、xlValidateDecimal、xlValidateTextLength、または xlValidateTime | 引数 Formula1 と引数 Formula2 のどちらかを指定する必要があります。両方を指定することもできます。 |
例
次の使用例は、セル E5 の入力規則を設定します。
With Range("e5").Validation
.Add Type:=xlValidateWholeNumber, _
AlertStyle:= xlValidAlertStop, _
Operator:=xlBetween, Formula1:="5", Formula2:="10"
.InputTitle = "Integers"
.ErrorTitle = "Integers"
.InputMessage = "Enter an integer from five to ten"
.ErrorMessage = "You must enter a number from five to ten"
End With
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