Window.SmallScroll メソッド (Excel)

指定した行数分または列数分だけ、ウィンドウの文字列をスクロールします。

構文

SmallScroll (DownUpToRightToLeft)

Window オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Down 省略可能 バリアント型 (Variant) 文字列を下にスクロールする行数。
Up 省略可能 バリアント型 (Variant) 文字列を上にスクロールする行数。
ToRight 省略可能 バリアント型 (Variant) 文字列を右にスクロールする列数。
ToLeft 省略可能 バリアント型 (Variant) 文字列を左にスクロールする列数。

戻り値

バリアント型

注釈

DownUp の両方が指定されている場合、ウィンドウの内容は引数の違いによってスクロールされます。 たとえば、引数 Down に 3、 Up に 6 を指定すると、ウィンドウの文字列は上に 3 行分スクロールします。

ToLeftToRight の両方が指定されている場合、ウィンドウの内容は引数の違いによってスクロールされます。 たとえば、引数 ToLeft に 3、 ToRight に 6 を指定すると、ウィンドウの文字列は右に 3 列分スクロールします。

いずれの引数にも、負の数を指定できます。

次の使用例では、シート 1 の作業中のウィンドウの文字列を下に 3 行分スクロールします。

Worksheets("Sheet1").Activate 
ActiveWindow.SmallScroll down:=3

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